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ものづくり、技術者、その矜持。

ものづくりの国。日本がそう自称し始めたのは、さほど古いことではありません。1990年代初頭にバブル景気が終息し、失われた10年、20年と呼ばれる時代が始まります。すっかり自信を失い膝を屈した日本が、自らを見つめ直した末にすくいあげた答えがそれでした。単に製造/生産技術に長けているだけでなく、ものをつくる行為に精神性を求め、グローバリズムの嵐が渦巻く国際社会に向かって日本の存在理由を主張したキーワード、ものづくりの国。
私たち長浜キヤノンの創立は1988年です。その数年後には日本経済は低迷を始めますが、おかげで製造/生産における伝統文化、固有文化が再発見され、技術立国とは、技術者魂とは何かを強く意識するようになりました。長浜キヤノンの歴史は、そんなものづくりの国の誇りを再構築する歴史でもあるのです。

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地域社会、共有するリアル。

私たちは市の名前"長浜"を社名に冠しています。古くより湖北の交通の要衝として栄えた深い歴史の深い町。その中の国友地域は堺とならぶ銃の巨大生産地であり、最高級ブランドとして全国にその名を轟かせていました。銃身、銃床、機関部、そして装飾を分業とするハイテク工業の集積地のようなエンジニアリングスタイルによって、当時の日本を世界一の銃保有国たらしめるのに大きく寄与しています。
国友鉄砲鍛冶の、先端技術への強い希求心とより高度な製品開発に挑んでいく姿勢は長浜キヤノンと同じです。私たちはこの地に拠点を構えることの喜びと誇りへの感謝として、また地域社会と豊かな未来を共有したいとの願いから、各種の貢献活動には情熱を持って取り組んでいます。

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人、可能性に未来を託して。

つまるところ技術は人にあります。従って人材の育成こそ長浜キヤノンの発展。様々な教育システム、制度、環境を用意して人が育つよう最大限の力を注いでいますが、その最たるものはやはり人の和なのかもしれません。
人は本来教えあい助け合いながら、より高度な問題をクリアしていこうとする社会性の強い生物。迷っている者、悩んでいる者、経験の浅い者があれば、長浜キヤノンにある人の和は必ずそこに出現し、持てる善なる社会性を遺憾なく発揮します。結果、それが長浜キヤノンに利益の最大化をもたらしています。
こうした人材育成の「伝統」に加え、長浜の地に戻ることを前提に限定期間で出向、新しい技術と刺激を吸収してさらなる成長の糧とする試みも展開しています。人材の可能性の拡大が長浜キヤノンの未来につながるのですから。